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【感染症対策】心理編2(正常性バイアス・買い溜め・パニック)

どうも、最近ちょっと疲れが見えてきたRIMです。

ちょっと情報収集とピアノで遊ぶのに頭使いすぎましたね。

 

 

さてさて、 今回は前回の続き『正常性バイアス』と、『買い溜め』『パニック』についてもお話する予定ですが、その前に少しだけ注意喚起させてください。

 

 

 

東京でついに死者数が三桁出てしまったこと、お気づきでしょうか?

このままいくと、本当に病院がパンクして、助かる人を選択しなければならないという過酷な状況を作りかねません。

効く薬は既に投与され始めているようですが、万能ではありません。

副作用も強く、薬を使えない方もいます。

完全に安心出来る状況というわけではありません。

 

前回も説明した『正常性バイアス』が働いていることに気付けていない人ほど、危険な状態なのだと理解しましょう。

 前回はこちら↓

 

rim.hatenablog.comそれでは、『正常性バイアス』と『買い溜め』『パニック』についてお話して行きたいと思います

 

 

 

前回説明した通り、『正常性バイアス』とは

 

非常時なのに現実味を感じなかったり、慣れなどで

「あれ、意外と大丈夫じゃね?」

「みんな行動してないから自分も合わせておいて大丈夫だろう」

「様子を伺っておこう」

となって、逃げ遅れたり対策をしなかったりしてしまうことです。

 

自粛要請されているのに桜を見る、通常運営の店舗、食い止める対策が出来なかった政府、いつも以上に不安に偏らせた報道をするマスコミ。

多くの人の命がかかっているのに、自分の命や周囲の人の命がかかっているかもしれないのに、それを他人事のように後回しにしてしまっている。

 

 

 

 『バイアス』とは、偏った見方のこと、偏見のことです。

 

ニュースなどで強いショックを受け、外国では毎日死者数が増えていくことに不安が強くなっていることでしょう。

しかし、同時に思ってしまいます。

「自分の周りにはまだ感染者が出ていない」

「だからまだ大丈夫ではないか?」

 

 

 

🔴よく考えてください、感染者が身近に出てしまったら、その時点から遡って二週間以内に接触していた可能性が、既にあることを。

既に感染していた場合、その時に予防を始めたとしても既に遅いのです。

成果が出るのは2週間も先になってしまい、その間感染者が増えることを止めることができません。

 

今回の新型コロナの厄介な点は、その潜伏期間の長さのせいで、気付いた時には手遅れになってしまっていること、人々が慣れてしまい、『正常性バイアス』が働きやすくなってしまっていることです。

 

 

 

多くの専門家さん方が危機を感じ、毎日毎日情報発信をしてくれています。

しかし、正常性バイアスが邪魔をしていると、その情報を受け取ることなく流してしまいます。

一人でも多くの方がその危険性を理解出来るように、正しい情報を受け取れるように、私はあなたの、あなたの周りの方の、正常性バイアスを崩したいのです。

 

より多くの方に、この情報が広まってくれることを願っています。

 

 

 

次に、パニックについて、主に買いだめや衝動感などなぜ起こしてしまうのか?ということについて話していきたいと思います。

 

今はもうマスク・トイレットペーパー・アルコールなどを『パニックで』買い溜めしている人はほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか?

しかし品薄状態が続いています。

なぜでしょうか?

 


トイレットペーパーが無くなる本当の理由

 

🔴品薄になってしまう仕組み

まず、メディアでこれから起こり得る危機や海外の状況などが報じられますね。

すると不安を煽られた人々は『日用品』『消耗品』辺りの、安くて量の多いものを衝動のままに買いに行ってしまいます。

人々の波を予測し、転売目的の人も動き始めるでしょう。

 

足りないから買いに行くのではなく、不安を消したい、安心したいから買いに行くのです。

ストレスが強いと衝動買いが増えてしまうのと似たようなことが起こります。

 

 

 

徐々に品薄になってくると、メディアは『品薄状態』の報道をします。

すると危機感を煽られ、さらにメディアで取り上げられた品物に意識が向いてしまう為、買われていく商品が集中し、同時に転売を考えている人も大量に購入して行きます。

 

そうして店頭からその商品が消えます。

 

パニックの時、人が買っているのは『安心感』です。

すぐに手に入れられる店舗で、実物を手に入れて、短時間で安心感や満足感を受け取りたいのです。

 

 

 

しかし実際、工場が稼働していれば、あとはインターネットで注文し、順番待ちすれば確実に手に入ります。

本来、手元に1~2ヶ月分程度あれば、その後予約の注文を繰り返していくことで、手元からなくなる心配はありません。

冷静になれば、そう思えるのです。

 

 

 

そのインターネットに疎いお年寄りの方々等の買い溜めも目立ちますが、今も続いているのはパニックからではなく『優越感』や『コミュニティ目的』『困っている家族や近所に配りたい』等、初期の頃とは違った理由があるようです。

要は寂しい人や誤った正義感のある人達等が買い込んでいるようです。

 

毎日同じ質問を受けたり罵声を浴びせられる店員さんも、とても苦しい思いをしているという話もよく聞きます。

店員さんも困っている国民の一人だと言うこと、忘れないでください。

 

 

 

また、人と違う行動をすることに不安感がある方や、上記にある寂しさに呑まれてしまう方などは、根本的な自信の無さや自尊心の無さ等が原因である場合もありますので、自信についての記事も貼っておきますね。

 

 

rim.hatenablog.com

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今回もこの辺りで一区切り付けたいと思います。

長々とした文章をお読みいただき、ありがとうございました。

正常性バイアス』と『買い溜めが起きるシステム』理解し、あなたの助けのヒントになれればいいと思っています。

 

データは現時点(2020/4/5)で集められた分であり、状況によっても変化する可能性があります。

後日加筆修正することもあります!

主なソースは『健康管理編』の方にまとめてあります。

次回に続く

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