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【小説関連の小ネタ2】読みやすい文章

 

 

どもどもRIMです、最近38℃の熱を急に出してビビり散らしました、元気です。

土曜夜に発熱して日曜日が休診日で、月曜にはもう熱は下がってて一応微熱のままPCR検査してきて陰性でした。

38℃なんてうん年ぶりだからビビりましたわ。

 

 

さて今回は、引き続き読みやすい文章の作り方をサクサク書いていきます。

前回書いたうちのひとつ

 

・小、中学生にもわかりやすいような話し方

 

これについて、なんで読みやすさと子供に関連性があるのか考えていきましょう。

 

 

 

 

 

まず大前提にあることは、

人は楽をしたい生き物であり、多くの人は脳の機能を省エネして使っている、ということ。

 

人には『知性』『知能』があります。

『知能』は『知能指数(IQ)』で示すことができます。

 

自分の中の全ての能力がIQで測れるわけではありませんが

・平均とどれだけ違うか

・自分の持つ能力の中でどれだけ上と下で差があるのか

そういう補足が出来ます。

 

人の平均のIQは100です。

発達障害の診断でも、個人の中で能力値の差が大きいかどうかも判断基準のひとつとしてあります。

 

ほぼ生まれつきの遺伝子によって決まってしまっているので、IQを上げるのは難しいですが、20くらいは簡単に下がってしまいます。

 

 

 

もう一度言います、IQは20くらい簡単に下がります。

 

 

 

遺伝子的に100の人でも、酒たばこ、ストレス、精神疾患、徹夜や寝不足でも簡単にIQは落ちます。

それは一時的で、気付いていないだけで慢性的に落ちていたら?

 

IQが下がることに痛みや苦しみは伴わず、なんか頭の働きが悪かったり感情が荒れやすいのかな?くらいで、気付きにくい部分です。

実感がありません。

そもそも能力が低下しているのを自覚するのにも頭を使うので、頭の働きが悪いと自覚も出来ません。

 

さらに、疲れ過ぎてしまうことを避けて、脳が機能を節約し始めるため、難しい話は考えたくなくなったり、短い時間で情報を受け取れるものに目を向けやすくなります。

 

 

 

このストレス社会で、一体どれだけの人が本来の自分の能力のまま過ごせていることでしょうか?

どれだけの人が、本来持っていたIQを落としたまま生活しているでしょうか?

 

 

 

と、考えた場合。

つまり、難しいことは考えたくないけど、楽しめるコンテンツを求めているのが、多くの読者さんなのです。

 

小説は読まれにくいけど漫画は読まれやすい、という話を聞きますが、それは簡単に受け取れる情報量が漫画と小説で違うから。

 

絵によって状況が一瞬で視覚情報として受け取れるし、迫力や感情的な面も伝わりやすいので、小説と比べて読む量が少なくても理解しやすいです。

 

 

 

さらに絵本となると、小学生〜幼児の子でも楽しめるコンテンツですね。

 

絵は、その目に触れた一瞬だけでも、すぐにイメージがインプットされます。

認識出来る時間が、文章より圧倒的に早いですね。

つまり、文章より絵を見る方が負担が少なくて済むので、求められやすいのです。

 

絵では細かい心理描写などは伝わりにくくなりますけどね。

 

 

 

一方、文章で構成されている小説やTwitter、記事やブログなどは、読者さんを集めるのに一苦労します。

なぜなら文章を読むことに疲れている大人が多いから。

文字情報だけでは興味が惹かれないから。

 

子供の頃に本が沢山読めてた子でも、大人になったり本が読めなくなったりする人もいれば、

子供の頃は全然本を読んでいなかったのに、大人になったら読めるようになってきた私のようなパターンの人もいます。

 

 

 

では、絵より理解に時間のかかる文章で、人を惹きつける為に工夫できる部分はどこでしょうか?

 

 

 

それは、上記で書いていた通り、わかりやすく読みやすく書かれているものならば、スイスイと読み進めやすいということになります。

出来ることなら、インパクトも付けて。

 

雰囲気をつけたい時、難しい言葉ばかりを並べてしまうのはわかります。

時代劇や、歴史物、ファンタジーなどはそうなりがちですね。

その場合、自分でも耳に馴染みのない言葉には理解しやすい補足が必要になります。

 

無駄に難しい言葉を使って、頭を良さそうに見せたい人もいます。

カタカナ言葉を多様したり、やたらと熟語を並べ立てたり、企業の『俺仕事出来る奴だろ』系の人たちによく見られる傾向ですかね。

 

 

 

一方で、本当に頭のいい人の話はすんなり理解が出来るような構成になっていて、面白いことや興味を惹き付ける言葉など、工夫がたくさん施されています。

その中でよく言われているのが、子供に話しかけるように説明すること。

 

子供のIQは大人と出し方が違いますが、脳がまだ未熟で経験も少ない為に、得ている知識は大人よりずっと少ない子が多いです。

理解が難しいからこそ、その子供たちにも理解出来るような書き方・話し方が出来るようになれば、幅広い層で理解しやすい文章が作れるということ。

 

 

 

もしあなたが書き方に困っていたなら、まずは子供に話しかけるようなわかりやすい文章から始めてみるといいかもしれませんね。

 

 

 

https://twitter.com/rim_creator?s=20

 

前回はこちら⇓

 

rim.hatenablog.com